醤油あるところに煎餅在り

醤油工場醤油の街として知られる千葉県野田市ですが、煎餅も多く作られていると聞きます。醤油があるところに煎餅もあるということなのでしょうか。

こうしたことを考えて行くと、商業や特産の発展は奥が深いものであると改めて感じます。もし、煎餅作りに、野田市の醤油をそのまま用いるならば、非常にオリジナルティの高い煎餅を作り出すことが可能となるでしょう。

もちろん流通が発展していますので、世界各地で野田市の醤油は使用可能なわけですが、それでも身近に醤油文化があるとないのとではまた意味合いも変わってくるでしょう。煎餅に限らず、饅頭なども、かなりその土地の文化と密接に関係していると思います。

同じように作られている饅頭でも、素材が違ったり、作り方に若干の特徴が出ているものです。いかに、流通が発展しても、人知れず饅頭を売っているような小さなお店もあるものですから、その場所へ行かなければ食べられない饅頭は日本各地に点在しているはずです。

それは出張の途中で偶然通りかかる、どこかの街並みの商店で売られていたりするのです。

醤油も同様に、歴史や風土が食べ物を創り出すこともあるのでは

余談になりますが、何かの新しい食べ物なり、製品が生まれるときに必要な要素はどこにあるのでしょうか。

ある人は、徹底的に既存の知識や情報を知ることであると考えることもあれば、偶然の閃きということを強調する人もあるでしょう。

何らかの経験の蓄積の果てに、オリジナルな物が出現するということはあり得るのではないかと思います。それは個人レベルでの蓄積に留まらず、その地域全体の蓄積ということもあるでしょう。歴史や風土が生み出した作品や食べ物もあることでしょう。

あの町の風土だから、あの食べ物の味が精錬されたのだ、とこんな風に感じることもあります。

例えば、定食屋が散在する町の中では、定食屋同士で競争が起きます。他の定食屋と同じことをやっていては、距離が近い場合、安かったり、味の良い方へお客さんは集まるでしょう。そこで、同じ丼物であっても、定食屋によって味が変わってきたりします。

結果的にどちらがおいしいということもあるかもしれませんが、別々な良さをもった丼物が精錬されていくわけです。

これは一見個人レベルの、定食屋の調理する人にかかっているようにも見えますが、お客さんからの要望や土地から受ける影響などが知らず知らず、調理する人に影響しているとも考えられ、そうなると、それは地域レベルで定食屋の味を創り出したということが言えるのではないでしょうか。

野田市付近でカウンセリングをご検討中の方へもご参照下さい。