物語の生まれるまち

我孫子市のホームページを拝見しようとすると、「物語の生まれるまち」というキャッチコピーを目にしました。近年、色々な町がキャッチコピーを用いています。ゆるキャラも増えました。

どのような意味であるかは、すぐに想像がつきました。我孫子は文学と縁の深いまちであるということを指しているのだと思います。

物語の生まれるまち

我孫子はこのキャッチコピーの通り、白樺派の文豪が多く集まっていた土地であることが知られています。また、このキャッチコピーは、カウンセリングとも少しだけ縁を感じました。当オフィスは「物語」という点に注目していること触れていましたが、この我孫子のキャッチコピーも、それぞれの物語という意味も込められているようです。

町にはそれぞれの特色や産業、文化などがあり、それがその土地を象徴するかのように取り上げられることもありますが、人が暮らす中には、どんな土地であれ、そこにはその人、その人の物語があります。

小説のような物語は、その土地が生みだすものなのでしょうか。それとも、人が生み出すものなのでしょうか。小説が生まれやすい土壌というものはあるように感じますが、時に人と町の合作的なものとさえ感じることがあります。

そしてそれは、見知らぬ町との出会いという文脈でも書けそうですし、長らく住んでいる故郷の町という文脈でも書けるわけです。どちらにも、それぞれの物語が展開していくと思います。

新しく出会う町としての我孫子

仕事や進学など、何かの関係で我孫子市に新しく住むことになった人もいることでしょう。また、我孫子市には住んでいないけれど、我孫子市を初めて訪れるという人もあれば、何かのきっかけに我孫子市に興味を持つという人もいるのではないでしょうか。

これが、その人にとっての我孫子との出会いということになると言えそうです。他県から引っ越した人もいれば、仕事で出会った人もいるわけです。多様な目的をもった人がそこに集まっているわけですから、新たな物語がはじまっていっても不思議ではありません。少し文学的なキャッチコピーであると感じています。

ロマンのある場所

色々と我孫子に触れてきましたが、どこかロマンを感じる土地です。それは単に、白樺文学館があるからとかいうことではなく、まちの雰囲気からとでも言いましょうか。

隣の柏とはまるで趣が違います。決して柏にロマンがないというわけではありませんが、物語が生まれそうなのは我孫子のように思います。