
カウンセリングを学ぶ中で大事にしてきた視点の一つには、そのことには何かの意味があるということがあります。 例えば、仕事へ行きたくないとか、学校へ行きたくないという語りは、何か非常に問題があり、社会的にはあまり前向きには受 … 続きを読む
カウンセリングを学ぶ中で大事にしてきた視点の一つには、そのことには何かの意味があるということがあります。 例えば、仕事へ行きたくないとか、学校へ行きたくないという語りは、何か非常に問題があり、社会的にはあまり前向きには受 … 続きを読む
カウンセリング1回の事を、ワンセッションと呼ぶことがあります。 これは、カウンセラーのオリエンテーションによって異なりますが、ある人たちはこの立場に添っています。 セッション体験重視の立場とは カウンセリングは主に言語を … 続きを読む
我々は物事を捉える時に、どんな考え方をするでしょう。 例えば、下駄の鼻緒が切れたら何か不吉な予感がしますが、単に古くなったからとも考えられます。 捉え方にとってまるで別なストーリーへと変わってしまうようです。 目的論的発 … 続きを読む
人の感情は多様です。楽しみや喜びもあれば、怒りや、悲しみも同時に存在しています。 しかしながら、どちらかと言えば、楽しみや喜びなどの、前向きと言われる感情の方へ我々の意識は向かいがちであるようです。 なぜなのかという疑問 … 続きを読む
カウンセリングというとどんなイメージをお持ちになられるでしょうか? もしかすると、私にはカウンセリングなんて関係ないとお考えの人もいれば、きっと私はカウンセリングでも受けに行ったほうがいいのかな・・・とか、こんな悩みで相 … 続きを読む
カウンセリングに対する一つの誤解と言っていいかと思うことに、栄養剤の配布のような捉え方が挙げられると思います。 カウンセリングを栄養剤のようにとらえてはいない 我々は不調を感じた時であっても次の日にマラソン大会を控えてい … 続きを読む
カウンセリングと、その他の相談との違いは時々話題になります。 大きく分けて、2点あると考えておりますが、今回はその一つについて触れたいと思います。(もう一つは、精神科医と臨床心理士の違いにも書いています。) 本当にカウン … 続きを読む
カウンセリングを行う際に、カウンセラー側はどこまで、相談に見えた方が語る内容について知識や経験を持っているのでしょうか。 例えば、子育てに関することや精神医学に関すること、ストレスや夫婦関係、就労など、CLが語る内容は非 … 続きを読む
カウンセリングの中で大事にしていることに、一つの物事にも、別な見方ができるということがあります。言い換えれば、目に見えている状態や、一般的な理解が、その物事の本質を表していない可能性もあるということになります。 これと似 … 続きを読む
日本語には、同じ読み方であっても別な漢字を用いることがあります。 例えば、カウンセリングを勉強していく中で、「答える」と「応える」を意識するようになりました。英語で表現すれば、「answer」と「respond」の違いと … 続きを読む
何かのショックな出来事や、喜ばしい出来事など、日々の生活の中では多様なことが起きます。その際の当事者である我々はまた、多種多様な体験をするわけです。 例えば、就職や結婚という人生の大きなイベントを前にしたとき、または、引 … 続きを読む
今までの記事の中で、非日常ということに触れてきました。 実は、カウンセリングを考える上で、非常に重要な要素の一つだと思っています。 普段の生活のことを「日常」としたとき、カウンセリングの場や時間は「非日常」的な場面になり … 続きを読む