カウンセラーは詳しくないことや経験が少ない相談も受けることが可能なのか

大丈夫なんですかカウンセリングを行う際に、カウンセラー側はどこまで、相談に見えた方が語る内容について知識や経験を持っているのでしょうか。

例えば、子育てに関することや精神医学に関すること、ストレスや夫婦関係、就労など、CLが語る内容は非常に多岐にわたるはずです。

その一つ一つを熟知した存在がカウンセラーなのでしょうか?

先に結論めいたことを述べておくと、当然カウンセラーは全てを熟知した存在ではありません。では、カウンセリングはどうやって進めというのでしょう。

カウンセラーが知らないことの方が多い可能性がある

先に述べたように、CLの語る内容は多種多様です。そのため、その全てを熟知することは不可能と言って過言ではないと思います。

いかに仕事に通じた人であっても、全ての仕事の詳細を知っているわけではありません。しかし、実際には、どんな仕事をなさっている人が相談にお見えになるかは会ってみるまでわからないのです。

親和性の高い分野は確かにある

一方、カウンセラーが詳しそうな分野があることも確かです、先に挙げたような、ストレスや精神医学などの分野は、その専門家ではないにしろカウンセリングを長年行っていれば、徐々にでも詳しくなっていくものです。学生の内のトレーニングでもこれらの領域には触れています。

つまりカウンセラーは全く勉強していない者ではありません。ですが、事前知識や経験がメインの活動とは言い切れない存在でもあります。

注目していることは「体験」

もちろん、知識を吸収したり、経験を積むことは重要ですが、実際のセッションでは、体験に注目します。(別記事、体験様式もご参照下さい)

この場合、知識や経験はメインではなく、後の方に位置づけられます。

つまり、知識上でのことよりも、目の前の人が現在直面するそのことをどう体験しているかという点に注目しているわけです。

体験を扱う専門家と言っても良いのではないかと感じています。

体験に注目しているから色々な相談が可能になる

この体験を頼りに我々はカウンセリングを行っています。そのために、子育てや就職活動のように、一見、保健師やキャリアカウンセラーに相談した方が良さそうなことでも、我々が担当することがあるのです。

子育てを教えることはできませんし、就職活動のマナーを教えることもできない存在なのですが、相談を受けることは可能なのです。

そこでは、子育てにどのように臨んでいるかや、就活にどのように臨んでいるかが主題になっていくわけです。

これがカウンセラー独自の視点・アプローチになると考えています。

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