いつの日か臨床心理士になりたいと思うのですが、適性はあるのでしょうか?

臨床心理士の適性については、多くの人が、何度も直面する事柄だと思います。

一度、納得した場合でも、何かの機会に、果たして自分はこの仕事を続けて行けるのか?と、迷いを抱えている専門家も少なくないはずです。

適性

臨床心理士の適正について

結論から述べると、個人的には、多少の適性は必要だろうと見ていますが、全員が同じような臨床心理士になる必要はないということから、本来は自由度の高い職種ではないでしょうか。但し、やろうと思う人の強い覚悟は必要になるかと思います。

担う業務

臨床心理士と一言で言っても、現場によって活動の仕方が異なります。カウンセリング中心の現場から、検査中心、グループワーク中心、など、その比率はそれぞれ異なります。

臨床心理士の専門性は、4つとされていますが、それらをバランスよく実践できることは案外少ないのではないでしょうか。(努力不足と言われると思いますが)

このように考えると、自分に合った現場を選択する余地は多少あると思います。

研究よりの医師がいるように、研究よりの臨床心理士が今後増えても不思議ではありません。

10年程前に比較すると、かなり働き方は多様化しています。

臨床心理士も個性化していく存在である

ここからがこの話題の核心となります。

よく、自分のことも解決できない人が臨床心理士なんてできるはずない!という意見は聞きます。これが本当の事だとすれば、結構ハードルの高い適性があることになってしまうと思います。

一歩間違うと、完璧な存在を目指すかのように誤解されることがあるのですが、対人援助職なのですから、逆に、それだけで務まるのかと疑問が先立つほどです。

臨床心理士が、人間であるという点がポイントであり、コンピューターが代行できる仕事ではないと思います。(一部代行がはじまった様ですが)

もし、全員同じ臨床心理士を作るという事であれば、コンピューターにやってもらった方が合理的ですが、やはり、対人援助は、別な本質があるのではないでしょうか。

あって欲しいという願いのように聞こえてしまうかもしれませんが。

臨床心理士になった人には、それぞれ持ち味の様なものがあると思っています。それを無理やり別なものに変えるのでなく、むしろ深めていく中に、オリジナルな臨床心理士が誕生するのではないでしょうか。

活動的な臨床心理士もいれば、内向的なタイプがいても不思議ではありません。

相談にお見えになる人も、いろいろな方がいるわけですから、カウンセラーのタイプもそれぞれである方が、援助の幅は広がるのではないでしょうか。そういうわけで、大学院も修了する必要があるなど、そういった試練は幾つかあるにしても、いろいろな臨床心理士がいても良いと考えると、適性はかなり緩いものと考えられるように思います。

師弟関係もご参照下さい。