チーム医療における看護師など他職種との接点

総合病院などの医療現場においては、医師の他に複数の医療従事者が存在します。

カウンセラーもそこに数えられる場合もあります。

看護師、理学療法士、薬剤師など、入院などの経験がない場合は、なかなかお目にかからない病院スタッフも実は数多く従事しているわけです。

今回は、カウンセリングと看護師というテーマで書いておりますが、カウンセラーと看護師の接点という点を考えると、やはり病院が最も接点の多い現場だと思います。一緒に従事する場合それぞれ、どのようにしているかは、重要なポイントになるのではないかと思います。

しかし、カウンセリングの観点からすると、看護師の方がどのように現場に従事しているかという点について、意識を持つことは意味があると思います。

看護師とカウンセラーそれぞれの専門性

新参者カウンセラーにはカウンセラーの仕事があるように、看護師の方には看護師の仕事があるわけです。

チームで動く場合、カウンセラー側に必要な視点は、他職種の専門性に敬意を払うということでしょう。これは対人援助の分野に限らず、他の分野でも同様のことが言えると思います。

看護師の役割

看護師は、病院内において、多くの場合最も人数が多く、あらゆる場所でその姿を見かけます。特に、病棟に従事する看護師の数が多く、夜中でも夜勤の方が従事します。

一つ一つ病室を回り、血圧測定や採血などを行う事が多くの場合決まっていると思います。そして、直接的に入院している患者と関わる職種なのです。もちろん、そこには、身体的なケアもあれば、心理的なケアも行われています。患者にとって病院内で最も身近な存在と言えるでしょう。

カウンセラーの役割

一方、心理カウンセラーは、病棟に常駐していることは少ないものです。カウンセリングの時間はせいぜい50分や60分なのです。そのときだけ、病棟に現れるカウンセラーもいます。それも、週に1回とか、2週間に1回の頻度です。

その間も、看護師の方はずっと多くの時間を患者さんとともに過ごしています。

心理カウンセラーの専門性の中核は心理カウンセリングであるとよく言われますが、それが上記のような会い方なのです。

まとめ

もし、日常的に関わっている看護師の存在がなければ、心理カウンセリングは病院内では、ほとんど成立しないと言えるでしょう。

看護師の方がその専門性を日常的に十分に発揮して下さっているから、カウンセラーはカウンセリングという自分の専門性を発揮することに集中できるわけです。

ここにチームで動く場合のポイントがあると感じています。

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