カウンセリングで本題に入る前に、同意書などを設けている機関もある

病院で何かの治療を受ける時、同意書に目を通してサインをした経験を持つ方もいらっしゃるでしょう。

また、病院に限らずとも我々は生活の中で、時に同意書にサインをしています。

何かの施設を利用する時や、お金を借りる時、などなど。同意書という名称でなくとも契約書もあります。

実は、カウンセリングにおいても、同意書や契約書を設けている機関があります。

人間と人間の対話の場なのに同意書がなぜ必要なのか?と面食らう方もあるのではないでしょうか。

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同意書類をカウンセリングに導入することについて

同意書書面にすることで、何を意図しているのか、それはその機関の考えを聞いてみないことにはわかりません。

ただ、日本の文化としてサインをすると何かが正式なものとなった感じがするでしょうか。一つの儀式のように、カウンセリングを開始する心理的な準備になっている面はあるでしょう。

しかし、同意書を必要とするかどうかは意見の分かれるところだと思います。

フロイトは、契約という言葉を使っていましたので、単に現代的な習わしとして同意書が存在しているとも違う見方ができるでしょう。

ご利用案内は重宝したい

また、同意書ではなくご利用案内であれば多くの機関が作成しているものです。

開室時間や料金の記載があるかもしれませんし、キャンセルの場合の連絡方法もあると便利でしょう。

ルールというと固く感じられるかも知れませんが、機関によって可能な事とそうでないことがあります。

例えば、待合があるかないか、これは非常に大きな点です。

待合がない場合、予約時間というのは分刻みで考える必要があります。それぞれの感覚にお任せすれば30分くらい早めにお越しになる方もあれば、どうせつっかえているだろうと10分位遅れてくる方など、ばらけた感じになるかもしれません。

待合がないのならば、その点は説明する必要があり、そういうことをご利用案内に記載しているわけです。

このような案内を作成し説明することは、同意書の様な緊張感にはつながりにくいでしょう。とは言えど何から何まで細かく記載されていては読むのも大変ですから、なるべく明瞭にコンパクトなものが望ましいのではないかと思います。

ご利用案内は、単に事務的な意味合いも持つ内容もあれば、カウンセリングを成立させるための重要な事も含まれています。この点は、カウンセリングは自由にして保護された安全な空間を目指すをご参照下さい。

初めてのカウンセリングの様子はこちらです。