都会の一人暮らしは色々ある。孤独への不安を感じることも・・・

都内の道を歩くと、多くの人が往来しています。スクランブル交差点を四方八方へと各々の目的地へ向かって足早に過ぎ去っていきます。

東京にはたくさんの人がいることがよくわかる光景です。しかしながら、その誰もが面識のない他人であり、人気があるからといって、孤独が満たされるものでもありません。むしろ、孤独感を強く意識させられる光景にも思えて来ます。

都会で暮らす人の中には、こうした孤独への不安を抱いている人も少なくないでしょう。孤立を避けるためにも、何かの集まりやサークルなどに意識的に出かける人もまた少ないくないでしょう。こうしたことは、時にカウンセリングのテーマになっても不思議ではなさそうです。

波間に立つ

 

孤独への不安の背景

孤独への不安の背景には様々な事情があると思います。そのすべてに触れることは不可能です。

例えば、都会の一人暮らしで風邪をひいてしまったら、と考えると孤立した状況は少し恐怖を帯びてきます。

多少の風邪程度であればどうにかなっても、点滴を必要としたり、場合によっては入院を必要とするかもしれません。その場合の、病院までの移動、入院中の洗濯やら家の事など、一人ではとてもやりきれないことも出てきます。

ましてや、体調への不安があるわけですから、なんとも心細いものです。

その他、もし自分が運転する車が何らかの交通事故に遭遇したらどうなるのか、水不足で制限がかかったらどうなるのか、お財布を持たずにうっかり飲食してしまったらどうなるのか・・・などなどとその不安は限りありません。

なんでも自分でやると言えば聞こえは良いのですが、インフルエンザの際には、コンビニに出掛けることさえ困難でしょう。お金に余裕があれば、またやり方は出てくるかもしれませんが、孤立に加えて、経済的事情もそれほどでもということであれば、病院受診にタクシーを使う事さえ気兼ねすることでしょう。

早くもっと人と付き合わなければ・・・

都会のアパート暮らしでは、インフルエンザになった時、ご近所さんに頼るという状況は稀であると思います。少し離れていても、職場の同僚や、友人らに頼ることになるでしょう。これはどこに暮らしていても同じかもしれません。

  • 「インフルエンザになったから何か食べ物を買ってきてくれないか・・・」
  • 「病院までちょっと連れて行ってくれないか・・・」

こんな風に頼める相手は、結構な付き合いのある人でなければ難しいでしょう。

このように、生活の安全や安心にかかわるような出来事を想像すると、何か日ごろから親密な関係を築いておかなければ・・・という不安が生じてくるようでもあります。

しかしながら、機械的な人間関係はうまく行かないということもあり、そのような意図が見えてしまったら、ご友人も気を悪くしてしまうかもしれません。

都会における孤独もまた大きなテーマになりそうです。このような中、我々はどう生きるかということを考えさせられることもあるわけです。

インフルエンザをきっかけに結婚を考えはじめたり、実家へ戻ろうと考え始める人も、決して少なくないのではないでしょうか。

しかし、元々人付き合いがそれほど好きではない方も多いものです。そのような方まで、外に出掛けるとどこか無理をし過ぎてしまうこともあるのではないでしょうか。

急ぎたい気持ちが出ることもあると思いますが、慎重さも忘れたくないものです。