帰ってはいけない雰囲気の会社

会社で働いていると、どうしても残業が必要になることがあります。何かの締め切りが迫っていたり、急な仕事が入ってしまったり、やむを得ない事情で残業はやってくるのです。

会社によって残業に対する考え方は異なるようです。残業が当然のようになっている職場、残業をしないように努めている職場など、会社の雰囲気による部分があります。残業があっても大変ですし、残業をしない場合は、早くに業務をまとめきらなければならず、別な大変さもありそうです。

さて、職場の忙しさとは別に発生している残業を経験した人も多いのではないでしょうか。それは、帰るに帰れない、気まずい雰囲気が職場に漂っている時です。

帰れない雰囲気

自分で予定していた仕事が済んでも、誰も帰宅しようとせず、お茶など淹れだす始末です。口には出せないけれど、何か帰れない理由があることを皆知っているのです。

例えば、猛烈に叱咤されたような日には帰りにくくならないでしょうか。上司から朝礼で「君たちの底力を発揮するように」とか、「主体的に動いてほしい」、などと言われた日には、何を主体的に動いて良いものかわからず、とりあえず頑張っているようにしようと気持ちだけが先走るものです。

朝礼からの流れがある中で、定刻丁度に「じゃあ帰ります!」とは言い出しにくいでしょう。せめて多少の残業をして頑張っている姿を見せるというような意識が漂うのではないでしょうか。こういう時に、上司からは早めに帰ろうなどとは言い出さなかったりもするもので、帰宅のタイミングは難しくなります。

しかし、家では家族が帰りを待っている人もいるでしょうし、それぞれ予定があります。また、残業代はつくのだろうかという疑問もあります。こんな攻防で、何か消耗したり、妙にイラついてくることもあるのではないでしょうか。

このような時、帰ってはいけないものなのでしょうか。

帰るタイミング

何かのきっかけで、帰るにもっともらしいタイミングが訪れることもあるでしょうか。例えば、何かの電話、誰かの登場、社内放送、などちょっとしたタイミングに誰かが、「あっ、今日は買い物をして帰らなくちゃいけないんだった。」と申し訳なさそうに出て行くのです。それに続いて、「私も、そろそろ・・・」とついていく人もいるでしょう。しかし、中にはタイミングを逃し、一番最後まで残ることになる人もいるものです。